2025年9月16日更新
前回に続き、インド、ネパール、ブータンを巡って感じた宗教観や人種について総括して行きます。 インド人たちにとっての日本人は、「インド人とはだいぶ違う人種」という印象のようです。 特に、モノの売り買いの場面でそれは顕著です。 インドでは、タフな値段交渉をするのが当たり前なのですが、 だいたいの日本人は言い値で応じますね(関西の方では、「値切りは文化!」という方もいるようですが)。 インド人にとっては、日本人は相当「やりやすい相手」、簡単に言えば“カモ”という事なのでしょう。 しかし、私は日本人ですが、海外でなにか物を買う時は必ず値段の交渉をします。 長年、色々な国に取材に行っては様々な人々と価格交渉をしてきましたので、 ときに相当タフな交渉もするわけです。 今回も、マンダラや仏像でいつも通り値段の交渉していたのですが、 商魂猛々しいインド人もびっくりしていました。 「こんな日本人、初めて見た」とまで言われました。